ブレードパッケージは、加工プロセスを簡略化し、プログラミング時間を大きく短縮できる多彩な自動化機能を搭載しています。徐変フィレットを加工するローリングボール機能、仕上げ加工の最適な加工開始位置を自動設定する最適設定機能、工具と凹面状サーフェイスの干渉を回避するリード角自動補正機能などがあります。
タービンブレード。hyperMILL® 5AXIS
タービンブレード加工 - 上面から底面まで完全に加工
PDF | 850 kB
任意に設定可能なストック形状に対して、ブレードをさまざまな方向から加工できます。
この加工手法は、翼面の仕上げ加工用です。ボールエンドまたはブルノーズ工具を使用して、同時5軸もしくは同時4軸でスパイラル状にツールパスを作成します。
この加工手法は、プラットフォームサーフェイスのスワーフ加工に使用されます。スワーフ加工は、5軸ヒール加工方式で加工できないブレードとプラットフォームサーフェイス間の乗り移りを加工する場合にも使用できます。
この機能は、先端部や付け根部分のブレードからプラットフォーム部までの徐変部分の仕上げ加工に最適です。
ブレードのプラットフォームと付け根部分を加工する場合には、通常の2.5D/3D加工機能を使用できます。
この動画では、タービンブレードの加工事例をご紹介します。工作機械はGROB G550で、プログラミングにhyperMILL®を使用しています。