CAMプログラマーのCADシステムの使い方は、通常のエンジニアやデザイナーとは異なります。CAMプログラマーの従来のCADタスクは、点や曲線、フェイスの選択、挿入、削除、変更、表示、非表示などです。さらに、常に最高の品質基準を満たす必要のあるルールド面、フィリング面、オフセット面を作成するタスクがあります。
hyperCAD®-Sにより、OPEN MINDは、CAMユーザーの要件に完全に対応したCADソリューションを開発しました。効率的なCAMプログラミングが最も重要であり、これを完璧にサポートするのがこのCADシステムの役割です。
hyperCAD®-SにはユニークなCAM固有の機能が搭載されており、CADシステムの新しい標準と言えるでしょう。たとえば、CAMプログラミングで一般的なツールパスは、線や面と同様の個別の要素タイプです。
「これを待ってたんだ! CAMプログラマーの ための CADを!」
シュテファン・ナーゲル氏、Kiefer Werkzeug- und Vorrichtungsbau社
(独フルリンゲン)、副社長
hyperCAD®-Sは、非常に合理化されたユーザーインターフェースと包括的なインターフェースパッケージを特徴としています。一貫性をもって実装された64ビット技術と強力なCADカーネルにより、CAM領域への瞬間的な切り替えが可能です。すべてのCAD機能に直接アクセスできることは、CAD/CAMシステムの全体的なパフォーマンスに明確な効果を与えます。
この画期的なCAD/CAM統合により、より効率的なCADプロセスと制限のないCAMプログラミングが可能になります。CAMソフトウェアは、Sの他に類を見ない多彩な機能から多くのメリットを直接得ることができます。その効果は大きく、プログラマーは、加工機の能力を最大限に引き出せるだけでなく、作業時間まで短縮できます。
システムカーネルにもイノベーションが作り込まれています。シリンダー面、平面、自由曲面、回転面、その他の様々な面といった、線や面の異なる要素タイプが含まれています。メリット:たとえば、NCプログラミングでは、すべてのシリンダー面と、必要に応じて特定の直径に応じて分割されたすべてのドリル穴を高度に結合し、同じ穴あけ加工手法で効率的に処理できます。ツールパス、ポリゴンメッシュ、点群、長方形 - CAMに関連したこれらの図形要素をCADカーネルに含めることでワークフローが加速されます。これにより加工プロセスが大幅に高速化されます。
hyperCAD®-SはWindows向けに設計されています。新しいデータベースはインテリジェントな要素管理を提供します。レイヤーやカラーなどの使い慣れたフィルターに加えて、図形、システムベースやユーザー定義のプロパティに基づいてフィルター処理することもできます。
最新のグラフィカルでユーザーフレンドリーなユーザーインターフェースは、新しく、とても分かりやすい配置となっているため、すぐにhyperCAD®-Sを習得できます。わかりやすいアイコンにより、最初から直感的にソフトウェアを操作できます。CAMユーザーにとっての重要なポイント: hyperCAD®-S は、任意の数の自由定義可能な作業平面をサポートし、変換/回転データとともに保存し、参照として選択することができます。加工における多くの作業ワークステーションにはタッチスクリーンが装備されており、ツールバーとコマンドはタッチスクリーンからでも操作できます。
レイヤーや色などのおなじみのプロパティのほかに、基本的なジオメトリのプロパティやシステムのプロパティを、ユーザー設定フィルターとして利用できます。キーワードのようにタグを使ってグラフィック要素を分類できます。これにより、CADモデルに関するすべての情報を簡単にフィルターで処理できます。