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    最大(MAXX)の効果を発揮する仕上げ加工

    hyperMILL® MAXX Machiningの仕上げ加工モジュールは、平面や自由曲面の中仕上げと仕上げ加工をさまざまなバレル工具を使って高い効率性で行うためのソリューションです。

    仕上げ加工 | hyperMILL MAXX Machining

    高速化と操作性の向上:CAM分野のパイオニアであるOPEN MINDは、特殊な切削工具を5軸加工に使う手法の開発に長年取り組んできました。この経験により、例えばバレル工具を仕上げ加工に利用することも可能となり、このような仕上げ加工を扱う完全に独自のパッケージを開発することができました。こうした手法の利用で、従来の手法に比べてパス間のピッチをかなり大きくすることができます。この結果、加工時間の大幅な短縮が可能になります。同時に、曲面の加工品質も従来と同等か、場合によってはかなり向上します。

    「この50年間、平面の最適な加工方法は誰でもが知っていると考えられてきました。


    ところが平面の仕上げ加工を行う革新的で効率性に優れた手法がOPEN MINDによって開発されました。その潜在的な時間削減効果は、たとえ工具が届きにくい平面であっても、途方もなく大きなものになります。」

    Dr.ジョゼフ・コッホ、OPEN MIND Technologies AG社最高技術責任者

    平面の仕上げ加工時の時間短縮: 最大90%

    OPEN MINDは、特に立ち壁部や底面の加工に適した「タンジェントプレーン加工」手法を開発しました。この手法でテーパーバレル工具を使うと、従来の手法と比較して、加工時間を最大90%短縮できます。タンジェントプレーン加工では、平面加工に理想的な曲面を実現するために、工具の形状をフルに活用します。高度な自動化機能により、加工軸方向やラップ量が確実に最適化されます。そのため、工具の届きにくい領域も効率よく高い精度で加工できます。

    タンジェント加工による仕上げ加工には2つの加工モードがあります。等高線加工および面沿い加工では構成部品の曲面をを選択することができます。hyperMILL® MAXX Machiningにより、全自動でツールパスが作成され、輪郭を選択する必要はありません。自動干渉回避機能により、工具をは干渉範囲でコンタクトポイントまたはガイド角から離れる方向で傾けられます。加工曲面上のバレル工具の位置は、工具の刃を最適に使用するように動的に調整されます。
    これにより、常に自由曲面や連続フェイスを安全かつ効率的に加工できます。

    タンジェントプレーン加工
    Time saved during finishing: up to 90%
    タンジェント加工機能

    機能/一般情報

    • 同じスキャロップ高さであれば、バレル工具はボール工具に比べて、大きな切り込み量での加工が可能。
    • 工具の届きにくい領域の加工を改善。
    • 効率的で信頼性の高い仕上げ加工手法。
    • これらの加工手法を使用することで、製品に与える機械要素の熱変形を最小限に抑えることができます。
    • 工具の数を削減。
    • 想定される用途: 部品と金型の製造、航空宇宙分野、タイヤの金型、タービンブレード、インペラー
    • hyperMILL® MAXX Machiningはバレル工具をサポートしています。多くの5軸加工でこれらの各タイプの切削工具を使用できます。

      • タンジェントプレーン加工
      • タンジェント加工
      • 5Xリワーク加工
      • インペラー、ブリスク、タービンブレードの5軸加工

    機能/タンジェント・プレーン加工

    • タンジェントプレーン加工でテーパーバレル工具を使用した場合、加工時間を最大90%短縮。
    • アンダーカットとなるような状況での立ち壁や平面の加工に最適。
    • 平面や連続フェイスの加工。
    • テーパーバレル工具の自動調整と配置。
    • ユーザーの利便性を高いレベルで提供するシンプルなプログラミング。

    5Xタンジェント加工機能

    • テーパーバレル工具の自動調整と配置。
    • ユーザーの利便性を高いレベルで提供するシンプルなプログラミング。
    • 個別または連続したサーフェイスの加工(平面と自由曲面)。
    • 簡単なサーフェイス選択によるツールパスの作成。
    • 最適な加工のためのダイナミックコンタクト点制御

    メリット

    • タンジェントプレーン加工で、加工時間を最大90%短縮
    • 高品質の面品位
    • 工具寿命の延長

    hyperMILL® MAXX Machiningの仕上げ加工モジュールの詳細

    加工手法

    加工手法 |最大(MAXX)の効果を発揮する仕上げ加工

    タンジェントプレーン加工では、次の加工手法を使用できます:

    (1) 面のみの加工
    (2) 面と隅部までの加工
    (3) 隅部のみの加工

    インデックス加工

    インデックス加工 |最大(MAXX)の効果を発揮する仕上げ加工

    フェイスを特定の領域に分割し、各領域に対して異なる軸方向から加工します。オーバーラップ量の設定により、各方向からの領域間に対する高レベルな加工品質が実現されます。

    同時加工

    同時加工 |最大(MAXX)の効果を発揮する仕上げ加工

    曲面全体に対して同時5軸加工が行われます。同時5軸加工は、特に動的性能の高い工作機械を利用する場合に有効です。

    底面加工

    底面加工 | 最大(MAXX)の効果を発揮する仕上げ加工

    アンダーカットとなる底面、高い壁やポケット底面の隅部は、テーパーバレル工具を使用することで最適に加工することができます。

    自動干渉回避

    自動干渉回避 | タンジェント加工機能

    干渉が発生する領域では、工具はチルト角またはリード角の制御により干渉回避を行います。

    バレル工具一般

    バレル工具 | 最大(MAXX)の効果を発揮する仕上げ加工
    Comparison of barrel cutter and ballmill

    バレル形状の工具では、非常に大きなR径が与えられた円周部を使用します。例えば、コンパクトに設計された工具でも500Rの刃径を可能にします。種類:

    • 汎用バレル工具
    • 接線バレル工具
    • テーパーバレル工具

    テーパーバレル工具

    テーパーバレル工具は、OPEN MINDによって開発されたまったく新しいタイプの切削工具形状です。このイノベーションにより、最小曲率の面も効率的に加工することが可能です。

    hub finishing | テーパーバレル工具
    Conical angle greater than 50° for hub finishing
    steep area | テーパーバレル工具
    Conical angle of less than 40° for machining steep areas

    利点

    • 中仕上げ加工と仕上げ加工で切り込み量を大きくします。
    • バレル工具によって同じスキャロップ高さであればボール工具に比べてより大きな切り込み量での加工を実現。
    • 曲面の加工品質を同等に維持または向上させながら加工時間を短縮できる効率的な製造。
    • 工具寿命を延ばすと同時に必要な工具の数を削減。
    • 工具の熱変形による精度の歪みを最小限に抑制。
    • 工作機械の工具軸動作のスムーズ化。
    • hyperMILL®におけるシンプルな工具定義。
    • シミュレーションにおいてもバレル工具を完全に再現。
    • ボールエンドミルの先端部を持つバレル工具をバレル工具およびボール工具として同時に使用可能。


    GROB G550 hyperMILL® MAXX Machiningの仕上げ加工モジュールを使用した、ハイパフォーマンス仕上げ加工のデモ。

    平面と自由曲面の中仕上げ加工と仕上げ加工をさまざまなバレル工具を使って高い効率性で行うためのソリューションです。このビデオでは、5Xタンジェントプレーン加工の用途とそのメリットをご覧いただけます。