仕上げ加工のパフォーマンス強化

バレル工具で仕上げ加工を行うこのパッケージの手法では、できない加工はほとんどありません。加工時間:最大90%削減をはじめ、hyperMILL®は別格のパフォーマンスを実現します。

革新的な仕上げ加工モジュールを使用すれば、非常に短い時間で完璧な面が得られます。平面、曲面、および平面間のフィレットを対象とした革新的な各種手法により、高効率の仕上げ加工を実現します。この加工手法とテーパーバレル工具を組み合わせて使うと、従来の手法と比べて、加工時間を最大90 %短縮できます。最適な工具の向きは自動的に計算されます。また、工具が届きにくいエリアも簡単に加工できます。


タンジェント・プレーン加工

これは、立壁部や平らな底面を加工するために考えられた強力な手法です。ここでは2つの加工モードを利用できます。インデックス加工モードでは、対象サーフェイスを自動的に領域分割してそれぞれ異なる方向から位置決め加工します。同時加工モードでは、対象サーフェイス全体に対して同時 5 軸加工が行われます。常に干渉回避を行いつつ、工具の傾斜を絶えず変化させることで、工具が届きにくい領域も確実に加工できます。

タンジェント加工

タンジェント加工は、曲率のある連続フェイスを加工するのに最適な加工手法です。hyperMILL®は、単一面や複数面を効率的に加工するツールパスを自動的に作成します。独自の優れたアルゴリズムにより、工具はそのコンタクトポイントが最適となるよう傾けられます。その結果、面全体が安全に加工され、加えて刃先が均等に使われるため工具寿命が延びます。

プリズマティック・フィレット仕上げ加工

プリズマティック・フィレット仕上げ加工は、フィレットを効率的に処理する新しい手法です。削り下がりと削り上がりの工具動作により、非常に速い送り速度を実現できます。バレル工具を傾斜させて高送りカッターのように使用します。バレル工具の傾斜角度とコンタクトポイントは、自動で計算されます。これにより、隣接する面への乗り移り部を高品質に仕上げることができます。

hyperMILL® MAXX Machiningの仕上げ加工モジュールの詳細

加工手法加工手法

タンジェント・プレーン加工では、次の加工手法を使用できます。

(1) 面のみの加工
(2) 面と隅部までの加工
(3) 隅部のみの加工

インデックス加工インデックス加工

対象サーフェイスは方向が異なる複数の領域に分割され、加工が行われます。オーバーラップ量の設定により、各領域間において高いレベルの加工品質が実現されます。

同時加工同時加工

同時加工モードでは、対象サーフェイス全体に対して同時 5 軸加工が行われます。同時5軸加工は、特に動作の速い工作機械を利用する場合に有効です。

底面加工底面加工

テーパーバレル工具とタンジェント・プレーン加工を組み合わせて使用すると、工具を傾けることでアンダーカットとなる底面や高い立ち壁部やポケットの底面にあるエッジ部を最適に加工できます。

自動干渉回避自動干渉回避

干渉するエリアでは、工具を進行方向に対しても前後に傾斜させることで干渉回避を行います。

バレル工具一般バレル工具一般

バレル型の工具はそのR部を使うことで、非常に大きな径のボールエンドミルを用いるのと同様の加工が可能になります。例えば、コンパクトに設計された工具であってもR500のボール工具に見立てた加工を行うことができます。種類:

  • 汎用バレル工具
  • 接線バレル工具
  • テーパーバレル工具
テーパーバレル工具テーパーバレル工具

テーパーバレル工具は、OPEN MINDによって開発されたまったく新しいタイプの工具です。このイノベーションにより、曲率の小さな面を効率的に加工できるようになりました。