hyperMILL®、NASAの探究活動に貢献

Ramco Machine,LLCはCNC加工を行っている家族経営の会社です。24,000平方フィートの自社施設で、高度な技能と問題解決能力の高い従業員が最新のCNC工作機械を動かしています。RAMCOは30年以上にわたり、人々の暮らしを豊かにする製品を作ってきました。

Ramcoは厳しい公差と短い納期を求められる複雑な部品の切削・旋削加工を専門としています。さまざまな興味深いプロジェクトに取り組み、ロボティクス企業や医療機器メーカーからの注文のほか、フェラーリなどのビンテージカーの交換部品の製造も引き受けています。そしてこの度ついに、NASAの最先端人工衛星ミッションに必要な部品を製作し、宇宙探索の未来に貢献することになりました。

5軸加工機の導入

Ramcoがここまでに至る背景には、5軸加工の導入がありました。副社長のMike Jezowski氏は、「請け負うことになる複雑な部品を効率的に製造するために、5軸加工を取り入れる必要がありました。競争力を高めるには、それ以外の選択肢はありませんでした」と述べています。Ramcoは、DMG MORI製DMU 65 FD monoBLOCKという、ハイエンド5軸複合加工機の購入を決めました。そして、この加工機が持つポテンシャルを効率的に余すことなく引き出すことができる信頼性の高いCAMソフトウェアを探しました。

高品質のCAMソフトウェア

RamcoはOPEN MIND TechnologiesのhyperMILL®を選びました。Jezowski氏は次のように説明しています。「hyperMILL®を選んだのは、DMU 65のようなハイエンドの加工機を購入するなら、それをプログラム制御する高品質のCAMソフトウェアが必要になるからです。hyperMILL®は最適な選択肢でした。CAMソフトウェアについては、5軸加工機を購入する数年前から調べていたので、加工機が到着したその日にhyperMILL®ソフトウェアを注文しました」

hyperMILL®を選んだのは、ハイエンドの加工機を購入するなら、それをプログラム制御する高品質のCAMソフトウェアが必要になるからです。hyperMILL® CAMソフトウェアは当社が製造する複雑な部品に対応でき、できないことは今のところ思いつきません。」

RAMCO Machine社 副社長、Mike Jezowski氏

未知への探査ために必要な精度

Ramcoは、NASAの重要な人工衛星ミッションであるTESSに必要なカメラマウントブラケットの製造を請け負う契約を、MITのリンカーン研究所と結びました。このカメラのマウント用ブラケットを作成するには、インバーの加工が必要でした。インバーとは、熱膨張率の低いニッケル鉄合金で、熱膨張を抑えることで打ち上げ時の厳しい条件に適合するとともに宇宙空間での激しい温度変化に対応できるようになります。このマウント用ブラケットには、極めて厳しい公差が定められています。中央リブの厚みは0.050±0.001インチ、サーフェイス間の垂直度は0.001インチ、ブラケットの向かい合う2つのサーフェイスのズレは0.001インチ以内に収めなければなりません。

極めて厳しい公差

インバーの切削で要求される公差を実現するためにMike Jezowski氏が利用したのが、hyperMILL®によって生成される5軸走査線仕上げのツールパスでした。このツールパスを利用することで、各パーツの全ての個所に対して精度の高い仕上げが可能になり、非常に厳しい公差内で加工を行うことができたのです。4つのカメラマウント用ブラケットは期日内に納品することができました。そして、まもなく宇宙探索に旅立ちます。
Jezowski氏は次のように述べています。「hyperMILL®のおかげで精度の高い製品を確実に作ることができ、収益効果が高まりました。これは大きな違いをもたらします。不良部品を作ってしまうと、コストが見合わなくなるからです。hyperMILL®にできないことは今のところ思いつきませんね。」

www.ramcomachine.com


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